スーパーマーケット成城石井

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商品のご紹介

スタッフ現地レポート

2018年 フランス・イギリス編 ~美食が集まるパリと紅茶文化が根付くロンドンへ~ 成城石井では年に数回、社員の海外研修を行っています。社員・パート/アルバイト社員から代表を選抜して派遣し、生産の現場・海外の食文化・食の最前線を体験することで、商品の知識をより深め、お客様にお伝えすることを目的としています。

企業視察 ハムステッド社

成城石井でも大人気の有機栽培の紅茶やハーブティーで有名なハムステッド社を訪問しました。イギリス本国ではもちろんのこと、ヨーロッパ各国を中心に高い評価を受けているそうです。

ハムステッド社の紅茶・ハーブティーは有機栽培の茶葉・ハーブを使用しています。
紅茶の色合い、茶葉の比較の説明を受けた後、テイスティングを行い、香り・味わいを堪能しました。ティーバッグの中の茶葉はダスト(細かい茶葉)は使用しておらず、しっかりとした大ぶりの茶葉を使用しています。

原料茶葉や製品の保管倉庫では、その在庫の少なさに驚きました。新鮮な茶葉をパッケージングし、速やかにお客様の元へ届けるというハムステッド社では、鮮度へのこだわりからストックは極力少なくしているとのことでした。その他にもフェアトレードへの積極的な取り組み、プラスチックフリーに見られる徹底的な環境対策などハムステッド社のこだわりを知ることができました。

工場見学の最後には、フードペアリングのアクティビティを体験しました。様々な料理はどの紅茶・ハーブティーと相性がいいか、について皆で意見を出していき実際にそのペアリングを試してみました。これまで、お酒と料理の組み合わせをお客様にご提案する機会はありましたが、紅茶に適した料理を合わせるということをしたことがなかったため、新鮮な体験でした。今後はこのような観点からもお客様に食のご提案をしてみたいと思います。
ちなみに、お米(特にジャスミンライス)にはアールグレイがオススメです!
ぜひ、お試し下さい。

フランス 小売店の視察

フランスでは欲しいものを必要なだけ購入出来る量り売りが主流です。日本ではあまり見受けられませんが、チーズ、野菜までもが量り売りされていました。新鮮なものを必要な量だけ無駄なく購入できるので、消費者にとっても利用しやすい方法だと感じました。

生ハムやチーズなど各カテゴリーの品揃えも非常に豊富で、見ているだけで楽しめる売場でした。
特にチーズ売場では、日本では見たこともないチーズがたくさん並んでおり、生産国ならではの種類の多さと安さに驚きました。

マルシェと言われる市場は、新鮮な食品を手ごろな価格で買えることから、スパーマーケット同様、地元の方々の生活に根付いています。私たちが訪れた「マルシェコンヴェンション」では、果物・野菜・魚介・チーズ・生ハム・雑貨・衣服と様々な種類の店舗が歩道脇に何十件も出店されており、地元の方たちで賑わっていました。思わず手に取りたくなるような鮮度感と臨場感は圧巻でした。

フランスと言えばワインの生産量上位国としても有名です。
百貨店やスーパーマーケットなどでも、ワイン売場の面積は大きく、フランスでの生活に欠かせないものとなっていることを認識しました。

イギリス 小売店の視察

イギリス最大の老舗高級百貨店の「ハロッズ」を訪問しました。長い歴史の中で度重なるオーナーの変更にもかかわらず、歴史を感じさせる店構え、高級ホテルを彷彿させるような内装は変わることなく、印象的でした。また、飲食店と小売店が一つのフロアに混在しているので、食事を挟みながら買い物をするといった光景が見受けられ、当社のトリエ京王調布店やアトレ新浦安店でチャレンジしているグローサラントを彷彿とさせました。

やはり紅茶の国。百貨店では、茶葉はもちろんのこと、紅茶には欠かせない蜂蜜やジャム、お菓子等が大きく展開されており、紅茶文化が浸透されていることを売場から感じ取ることができました。

レドンホールマーケットは歴史的な商店街で、映画「ハリー・ポッター」のロケ地になったことでも有名です。伝統的な店舗もありながら、革新的な店舗も構えられており、時代の流れに合わせた業態の展開を視察しました。
創業91年を迎えた当社でも大切にしたい“伝統と革新”の精神を学びをました。

研修を通じて

○ 「ギャラリーラファイエット(仏)」「ハロッズ(英)」「フォートナム&メイソン(英)」に見られる優雅で圧倒的な高級感、特別感のある商品や売場。ボリュームを持ってアートの様に並べられた商品陳列。
○ フランス各地区でのマルシェやイギリスバラマーケット等で見られる屋台のような店鋪でのコミュニケーションを重視したお客様との距離感を縮めた接客。

これら対象的な特徴ある小売を視察したことで、我々成城石井が目指しているのは、それらのいいとこ取りのような店舗ではないかと改めて気づきました。「こだわりのある特別感のあるもの」を「接しやすい雰囲気」でオススメする、そんな店づくりをしていきたいと実感しました。

※写真は全て参加者の撮影によるものです。

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