スタッフ現地レポート

2016年カナダ篇～大自然と食の宝庫！ケベックとトロントへ～ 2016年秋、カナダを訪ねました。移民の多いカナダでは、多様な国の様々な文化や伝統を吸収し、独自の進化を遂げた食文化が存在しています。広大な自然と触れ合うことで、カナダならではの「食」を体感することができました。

ケベック州の郊外、のどかな田園風景を抜けた先に、Grand Nord社はあります。生産者の丁寧な解説を聞きながら、伝統を継承するメープルシロップの製造工程や、カエデ林を見学。

カナダの土地に立ち、綺麗な空気を吸って、ひんやりする風を感じ、生産者の顔を見て話を聞くことで、普段店頭で取り扱うメープルシロップが、大地の恵みをたっぷり吸い込んで出来上がったものであるということを、改めて知ることができました。

昼食はメープルシロップを使ったコース料理。分厚い子牛の骨付きロース肉に、メープルシロップソースを添えた料理などを食べました。濃厚なコクと甘みの中にある深い味わいに一同感激。料理にまで活用できる、メープルシロップの持つ限りない可能性に驚きました。

これが見学してきたグラン・ノール社の商品です！

最近日本でも人気の高い、キヌアやチアシードを取り扱うアグロクロップ社の工場を訪問。案内をしてくださった方の「“品質”にこだわり、お客様と一緒に成長していける会社を目指したい」という言葉は、成城石井にも共通するところがあると感じました。

地元のレストランやスーパーマーケットでは、度々キヌアやチアシードを用いた商品に遭遇。スーパーフードやグルテンフリーといった健康食市場の拡大を肌で感じると同時に、バラエティに富んだ使用方法は、商品開発や接客をしていく上で大変勉強になりました。

これが見学してきたアグロクロップ社の商品です！

州都であり観光都市であるふたつの顔を持つケベック、大都市であり多種多様な文化の入り混じるトロント。この二都市を訪れ、様々な「食」と出会うことで、広大な土地と長い歴史を持つカナダという国の豊かさ、奥深さを実感することができました。

※写真は全て参加者の撮影によるものです。