SUPERMARKET 成城石井

RECRUIT ホンモノへの意志。

2016年度新卒エントリー
2017年度インターンシップエントリー

常に自分の店舗経験をふりかえりながら店舗スタッフへ販売ノウハウを伝える。スーパーバイザー 山崎 綾子

キャリア
2005年4月入社。ルミネ横浜店惣菜グループに配属。他店でも惣菜部門を担当し、2008年3月より商品部にてスーパーバイザーを担当。現在に至る。

スーパーバイザーとしての役割は?

私は店舗でも惣菜部門を担当してきたこともあって、スーパーバイザー(SV)としても惣菜を担当しています。主な仕事は、全店で惣菜の売上をどのように伸ばしていくのかを考え、店舗の惣菜担当スタッフにその方向性、考え方を広報・指導していくこと。新商品や強力な季節商品が出る時には開発担当と店舗との橋渡し役にもなりますし、店舗ごとの売上データを把握し、上手くいっていない店には課題分析・改善のサポートも行ないます。

惣菜部門ならではの難しさはありますか?

成城石井の惣菜・スイーツの多くは、自社のセントラルキッチンで手作りされ人気が高いのが特徴です。そんな惣菜部門と他の売場が一番違うのは、消費期限がとても短く、売り切るための値引きがあること。でも店頭での値引きが増えれば、当然利益は減ってしまいます。かといって店舗での仕入れを減らし過ぎて、早期に完売してしまえばお客様をがっかりさせてしまいますし、チャンスロスになってしまいます。そこのバランスがとても難しく、店舗によって精度にばらつきが出る部分です。

山崎 綾子1 山崎 綾子2

店舗経験ではどんな点が活かされていますか?

SVとして判断・指導する際にも、「当時何を考えていたか」「どんな売場をつくっていたか」など自分の店舗経験をふりかえりながら、机上論にならないことを心がけています。陳列の仕方やPOPの打ち出し方などの売場づくりは、それぞれの商品の特徴や、実際のお客様の言葉、店舗スタッフとしての想いなど具体的にイメージできなければアドバイスもできません。店舗であれこれ工夫した経験なしに良いSVになるというのは、ちょっと考えにくいですね。

スーパーバイザーのやりがいは?

惣菜売場の改善につながる情報をまとめ、方針を提案した際に、全店が良い方向へ動き出した時には手ごたえを感じます。但し、全店メールでの広報だけではその意図がしっかりと伝わっていなかった、なんていうことがあります。そんな時に大切なのが「直接話すこと」なのです。最近では、各店の惣菜担当者が集まる部門会議で通常の議案を取りやめ、重要なあるテーマだけを徹底討論したことがありました。すると、その会議を境に、全店が課題解決へと動き始めたのです。大切なのは、情報だけでなく自分の想いを伝えること。そう感じました。

仕事で大切にしていることは何ですか?

それは「感謝の気持ち」です。SVは全店に出向いて、直接改善策を施すことができません。たとえ自分発信の課題解決だとしても、そこには店舗の惣菜担当を中心に店長、工場スタッフ、バイヤーなど、さまざまな人たちの連携があってはじめて課題は解決するのです。この気持ちはどんな仕事に就いたとしても、一番大切なことじゃないでしょうか。

チャレンジしたい仕事 店舗が年10店舗以上のペースで増え、私が入社した頃と今では部門マネジメントの手法は変わってきています。そうした変化に対して柔軟な姿勢で取り組み、これからも店舗スタッフが気持ちよく働ける環境、お客様にとって魅力的な売場をつくりだしていけたら嬉しいですね。