成城石井には様々な部門・職種がありますが、すべての業務において核となるのが「商品知識」と「マネジメントスキル」です。そして、この2つの基礎を身につけ、活きた知識・技術として磨いていくことができる場所こそ、小売業の最前線=店舗なのです。
日々お客様と接し、商品についてご説明する。魅力的な売場にするために「いい」と思ったことはすぐやってみる。うまく説明が伝わらなかったり、思ったほど売れなかったりしたら別のやり方を試してみる。自分で考え、実際に行動し、振り返ることではじめて「知識」は「知恵」に変わります。
成城石井で求められるのは、「メンバーを巻き込み成果を上げられる人材」。そのために、知識や業務スキルを修得することはもちろん、マネジメントに対する意識を高めるための研修も行います。
新入社員研修 | 部門担当者として1人立ちするまでをバックアップします。社会人のマナーや基礎知識の研修は1週間程度。そのあとはOJTにて実践しながら現場でのスキルを身につけていきます。1年間のうち、約3ヵ月に1度のフォローアップ研修を行います。発注や数値管理などの業務スキルの面では、スーパーバイザーから季節ごとの商品管理方法や陳列方法を学びます。これまでの疑問や不安を解消する機会にもなります。人事部からは、仕事に対する考え方やビジネスの視点についての研修を実施。仕事の進め方や、メンバーとのコミュニケーションについて深く考えます。 | |
商品研修 | ワイン・ チーズ スクール |
ワインスクールは、「アカデミー・デュ・ヴァン」から講師を招き、数か月かけてワインの知識を学びます。試飲するワインは売れ筋のものから、高額のものまで約80種類。味の表現方法や組み合わせる料理などをグループで考えます。 チーズスクールは、チーズプロフェッショナル協会の理事を講師に招き、約30種類のチーズを試食します。ワイン、チーズともに、自分の言葉で商品を説明できるまで、知識を深めます。 |
コーヒー・ 紅茶スクール |
商品による味の違いだけでなく、淹れ方、抽出方法によっても味に違いが出る商品。茶葉や豆による違いを知るだけでなく、お客様のお好みに合わせたおいしい淹れ方や抽出方法、飲み方のバリエーションを実践形式で学びます。 | |
酒スクール | 酒販課SVによる研修で、日本酒、ウイスキー、スピリッツなどワイン以外の酒類について学習します。取引メーカーがゲストに来ることもあり、生産者の声を直接聞くこともできる研修です。 | |
eラーニング | 社内のインターネット端末を使い、店舗で好きな時間に受講できます。商品については、ワイン、チーズ、加工肉、コーヒー・紅茶、酒の講座を開講。その他食品表示の講座や、接客の見本なども映像を通して学習できます。社員だけでなく、パート・アルバイトの教育ツールとしても活用されています。 | |
ファイブスターコンテスト | 年に一度の社内接客コンテスト。売場担当の部、チェッカーの部で200名近くがエントリー。優勝者には海外研修のチャンスが与えられます。事前講習会では、ロールプレイングを通して、お客様と対話しながら商品を提案する力を身につけ、チェッカーでは、正確さ、スピードも競います。また、2年目までの社員を対象にした「ファイブスター新人戦」も行っています。 | |
マネジメント研修 | 主任、店長など階層別にクラスを作り、専門講師を招いて行います。リーダーシップやコミュニケーションの理論について学習したり、他店舗での取り組みなどを共有したりすることで、部下通じて成果を上げるための力を高め合います。 |