SUPERMARKET 成城石井

RECRUIT ホンモノへの意志。

2016年度新卒エントリー
2017年度インターンシップエントリー

お客様に支持されない店では意味がない。開発担当としてできることはすべてやりたい。店舗開発 榊原 隆二

キャリア
1999年4月入社。成城店酒販グループに配属。2004年より成城店、横浜店で店長を歴任。2006年より店舗開発部へ異動。現在に至る。

店舗開発部門が担う役割は?

成城石井は、ここ数年、年間10店舗前後のペースで出店しています。その出店戦略にあわせて適切な物件を探し、契約、内装の設計・施工管理から開店までの流れをつくるのが店舗開発の仕事です。まず、不動産業者から寄せられてくる物件情報を収集・分析し、そこに店舗を出して成功するかを検討します。周辺環境や集客を予測してビジネスとして可能性があれば契約。しかし寄せられた情報が1000件あったとしても、「これは」と思う物件は1件あるかどうかに過ぎません。

たった1/1000の確率ですか?

そうです。まあ、見た瞬間ダメとわかる物件情報も大量に送られてくるんですけどね(笑)。その中で数少ない魅力的な物件となると、他社も狙いをつけているのでコンペ(競合)になります。そんな中で迅速にアプローチできるか、どう勝率を上げていくかがこの仕事の最初のポイントになります。新しく巨大オフィスビルやショッピングセンターができるときには、何と数年前からディベロッパーにアプローチするんですよ。

榊原 隆二1 榊原 隆二2

アプローチ時にアピールすることは?

一般のスーパーにはない品揃えに加え、路面店、駅ナカ、オフィスビルなど、様々なタイプの店舗で成功しているのが、オーナー様・ディベロッパーのご担当者様に安心感を訴求する重要なポイントになっています。また、私自身に店長経験もあるので、具体的な経験を交えてリアリティのある店舗運営の話をし、ご納得いただくことも多いです。

仕事上、とくに意識していることは?

どうしたらお客様に支持される店になるか、ということです。店舗開発は立地を確保してハコをつくるまでが仕事ですが、オープンしても収益を上げられなければ意味がない。だから開店前、私にできることは何でもしたいと考えています。例えば、テナントビル内で店の位置が目立ちにくい場所になってしまったら、テナント側に「表の看板を大きくしてほしい」と交渉します。運営リスクを軽減できるよう、賃料も交渉します。幸い当社は撤退店舗がほとんどありませんが、ビジネスの視点を忘れてはならないのです。

嬉しかった具体的なエピソードを教えてください。

初めて手掛けた大船ルミネウイング店がオープンした時は、本当にドキドキしました。オープン前夜などお客様が足を運んでくれなかったらと思うと眠れなくなりました。でも初日の売上は予想を上回るもので大成功。今でもオープン初日はドキドキしますが、そうした経験を積み重ねることで自信にもつながっていると思います。それと、20社のコンペで勝ち取った浜田山店(路面店)も思い出深いですね。成城石井の考え方や取り組む姿勢をオーナー様に理解してもらうおうと、力を注いできた結果。素直にうれしかったですね。

チャレンジしたい仕事 まだ現実的ではありませんが、国内だけに限らずいつか海外出店も目指したいですね。越えなければいけないハードルはいくつもありますが、「日本人のこだわり」を世界に届けたい。成功する潜在能力は充分に持っていると思います。